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2015/03/03

【日本帰国前あと3日】世界一周して感じたこと

この旅を通して、感じたことをダラダラと書いてみる。
旅が日常だったこの一年。日本に帰ってからの日本に順応していくであろう自分にとっても忘れないように。


■年1度は海外で過ごしてみる
1カ国目、日本からフィリピンのマニラの空港の外に出た時、
ジメっとした暑さ、強い太陽の日差し、半端ない数のタクシーの客引き、路上生活を送る家族、ローカルな屋台からの生臭さ。



視覚、聴覚、嗅覚が刺激され興奮したのを今でも覚えている。
日本での世間の目など色んなしがらみから解き放たれた感覚になって、
心のなかで叫んだ。おー!!って。

現実逃避って言われたらそれまでだけど、
まったく日本とは異なる環境にくると、
自分の身体や心が軽くなって、自分ならなんでもできるんじゃないかって感覚になる。

考えさせられるような光景や、やっぱ日本ってすごいなーって思ったり、
きっと改めて日本をもっと好きになれる。


■出会いは旅をもっと楽しくする
旅にでるまで「鏡張りのウユニ塩湖がみたい!」、「インドのガンジス川でバタフライしてやる!」とか見たい絶景のことばかり考えていたけど。
旅にでて感じたのは、旅を通して出会った人達とどれだけ時間を共有しあえるかだった。

タイのクラビでは同じ宿のマレーシア人と、一緒にビーチで出会ったミュージシャンと合唱したり。

インドでは自分の父親ぐらいの年齢のアルゼンチン人と一緒に、
1ヶ月ヨガをしながら旅をしたり。。。。etc


絶景を見るより、旅を通して出会った人達と共有した時間は思い出(記憶)として自分のなかに残る。

絶景をみて写真をパシャパシャとって、次の絶景へ。(海外の人から日本人って写真すきだよねーってよく言われる)


出会いがまた新しい出会いや経験につながったりもする。
インドで数日一緒に過ごしたコロンビア人。
その後コロンビアへいった際に彼と再会できた。
彼はダンサーで、一緒に住んでいる妹もダンサー。彼等がよく参加しているダンスクラスに参加して、ダンスの楽しさから、


まだまだ自分の知らない世界が沢山あることを再確認した。
これに限らず日本に帰ってから始めてみたいことが増えた。


■日本人はチャンスに恵まれている
これは東南アジアや南米のボリビアなど物価の安い国で感じたこと。

例えば、インドのビハール州。ブッタガヤがある街周辺では、未だに残るカースト制度の問題でその日暮らしをしている人々が多い。
カースト制度のなかにも入らないダリット(不可触民)の家系の人々が多く、
職業の選択肢がせまく、建設現場等の日雇い労働などで生計をたてている。
一日働いても約数百円にしかならず、必ずしも毎日働ける訳ではない。
家庭によっては子供は大事な労働力として、農業など家の仕事を手伝い、
郊外の村の子供達は学校に行く事もできない。(むしろ近くに学校がない)





日本でも勿論学歴や才能などでできる人が限られる仕事などもあるが、
プログラマーになりたい、看護師になりたい、マッサージ師になりたいなど、
ある程度どんな仕事にもつくことはできる。

日本人というだけで何かになれるチャンスがあるのに、
自分はなんて贅沢に旅なんかしちゃってるんだっておもった。

今仕事をしているなら仕事があることに感謝し、その仕事に全力で取り組むべきである。


▼素敵な出会いから青空教室で授業をしてる場所を見学できた。彼等の目の勉強に対する意欲と好奇心に自分も負けてられないと感じた。




■海外に住んで働いてみたくなった
旅をしているとフランス人やドイツ人によく出会う。
彼等は年に大体3〜4週間はバランスがある。
イタリアや南米などラテンの国では、お昼から夕方くらいまでお昼休みがあって、
それぞれが有意義な時間を過ごしていたりする。

日本のようにいかに仕事をきっちりやって、完結させるかに集中して、残業ばかりではなく、まずは自分や自分の家族や大切な人達のための時間が第一にあって、仕事はその次といった感じ。

旅だとどうしてもその街を通過していく人という感じになってしまう。
その国の文化を知るには、その国で生計をたててみることで見えてくる。


■英語、スペイン語ができるのは当たり前?
インド、ネパールでは彼等の英語力に驚いた。
子供からお年寄りまでほとんどの人達が英語を使ってコミュニケーションができる。
ネパールで子供が宿題をしているのを見たが、
算数でも文章はすべて英語。ほとんどの学習を英語でやっていた。

インドの列車のなかでは年齢の異なる若者たちと出会った。
彼等は試験をパスしプログラマーになるための学校へ通うという。
これから何年後かに彼等が世界を相手に仕事をしていくのだと考えたら、日本は大丈夫か?とおもった。

【英語(デフォルト)+α 】の能力が無ければ、これからはまずいなと感じた。
南米にきてからヨーロピアン達は英語もスペイン語もなんなく話す。
南米のほとんどがスペイン語圏で仕事をするにはスペイン語は必須。子供もお年寄りもスペイン語を話すからだ。語学力がなければ日本以外の選択肢が狭まってしまう。

ただ、日本の学生も負けてないなという人達とも出会った。
彼等は1年大学を休学し、6ヶ月英語圏、6ヶ月スペイン語圏で語学を学んできたと言う。まず休学なんて自分が学生の頃には考えもつかなかったやり方。

仕事のことばかり言ってたけど、次回旅をする時までに英語とスペイン語は日常会話は最低できるくらいになっておきたい。

きっともっと素敵な出会いを得られるはず。




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なんだか日本での生活を意識して仕事のこととかばかり書いてしまったけど、


一番思うのは人生を全力で楽しむことと、何かになれるチャンスはみんなにあること。

なにかを始めるのに遅いなんてことはない。年齢なんか気にしていたらどんどんやってみたいことができなくなる。

やりたいことを縦軸で優先順位つけてくんじゃなくて、
やりたいことを全部横に並べて、全部まとめてやってやろう。


さて、帰国まであと3日です。





▼メキシコでは調子にのってボートフィッシングに!!船長が格好良すぎたw






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